...さうして各聯の上下二句を誇張を交へたるのみによつて緊密に限定し過ぎたるが故に最も周匝なるが如くにして最もフラ/\したものとなつてしまつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...平地の周匝(めぐり)には八萬六千坐を設け...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...点けた許りの明るい吊洋燈(つりランプ)の周匝(あたり)には...
石川啄木 「菊池君」
...周匝は何時でも平和だ...
石川啄木 「菊池君」
...卓子から離れて各々(めいめい)自分の椅子を引ずつて暖炉(ストウブ)の周匝(あたり)に集る...
石川啄木 「菊池君」
...その周匝(あたり)の風物としつくり調和してゐた...
石川啄木 「札幌」
...大きい輪を描いて檣(ますと)の周匝(まはり)を飛んだ...
石川啄木 「散文詩」
...白銀の矢に貫かれた白鳥の屍! 其周匝の水が血の色に染まつたと見ると...
石川啄木 「散文詩」
...其周匝(まはり)を一疋の小犬がグル/\と廻つて頻りに巡査の顔を見て居るのを...
石川啄木 「雪中行」
...其周匝(めぐり)には五六人の男の児が立つて居て...
石川啄木 「葬列」
...其周匝(めぐり)には五六人の男の兒が立つて居て...
石川啄木 「葬列」
...落ちて四匝(あたり)の山を動かし...
石川啄木 「漂泊」
...周匝(あたり)がぼうつとして来た...
石川啄木 「道」
...周匝(あたり)はもう薄暗かつた...
石川啄木 「道」
...彼の婦人に関する用意の周匝(しゅうそう)懇篤なる...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...トロイの城壁を三匝(さんそう)したとか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...周匝(めぐり)に扇形の皿八枚を置いた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...隣の匝瑳(そうさ)郡にかけて別にまたジチリュウ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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