...その企ては勇ましい...
有島武郎 「描かれた花」
...勇ましいといっても一彦はほんの少年です...
海野十三 「怪塔王」
...集れっ」勇ましい号令をかけているのは...
海野十三 「火星兵団」
...それは大そう勇ましい姿でしたが...
土田耕平 「のぞき眼鏡」
...なんという勇ましい高遠なおことばでございましょう!」と母夫人は叫んだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...勇ましい手柄話になると...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...勇ましい笑声など...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あの勇ましい軍歌をうたいます...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼女が如何那(どんな)に勇ましい婦人であるか太守もわかるに違いありません...
宮本百合子訳 「二つの短い話」
...勇ましいといふ語の轉であり略ではなからうか...
長谷川時雨 「初かつを」
...哥薩克! 何といふ勇ましい国民だらう! 何でも吝まず仲間に分ける癖に...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...勇ましい最期をとげた...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...勇ましい軍人にたすけられた村の娘のやうに...
牧野信一 「陽に酔つた風景」
...勇ましい決心をしていたにかかわらず...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...Pte non dolet.という・気高い・勇ましい・不朽の・言葉をいうと共に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...お勇ましい...
夢野久作 「女坑主」
...祖父の罪をお許し下されいと申入れまして御座りまする」「……まあ……何という勇ましい……いじらしい……」と炉の前で濃茶の手前を見せていたお秀の方が...
夢野久作 「名君忠之」
...「張飛の嫡子、張苞(ちょうほう)です」と名乗ったので、直ちに、玄徳の前へ導くと、玄徳は見て、「オオ、父に似て、勇ましい若者...
吉川英治 「三国志」
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