...万一助かるかも知れぬ命を...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...両方が助かるのである...
サキ Saki 妹尾韶夫訳 「第三者」
...きっと助かると云う保証をしてくれるかと逆襲する...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「ではどうにか助かるかも知れませんね...
豊島与志雄 「生あらば」
...出雲守は(助かる――これが...
直木三十五 「南国太平記」
...御当人も助かるし...
中里介山 「大菩薩峠」
...幸い途中の枝にでもかかれば生命だけは助かる...
新渡戸稲造 「自警録」
...お前は助かるまい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これで助かる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...まだ今のうちならば助かるのだ...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...餓死から助かるために自ら進んで奴隷にしてくれと頼んだという4)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ああすれば助かる助かると思った...
室生犀星 「童子」
...ほっとして助かるかもしれねえと思って...
山本周五郎 「青べか物語」
...しかしお屋形さまであってくれれば助かる...
山本周五郎 「風流太平記」
...呂布が彼の背後を襲うような天佑があってくれれば助かるが...
吉川英治 「三国志」
...降伏して一命を助かるこそ唯一の御分別に候ぞ――と...
吉川英治 「新書太閤記」
...助かる!」といいきった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...しかし命は助かるじゃないか...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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