例文・使い方一覧でみる「剥き出し」の意味
スポンサーリンク...腕を剥き出した大勢の男と戦いの最中であった... 
魯迅 井上紅梅訳 「村芝居」
...ほとんど剥き出しの敵意めいたものを抱いている人がいるからだ...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「詩とマイクロホン」
...眼を剥き出して「こらっ...
直木三十五 「南国太平記」
...歯が剥き出していて...
直木三十五 「南国太平記」
...白い眼を剥き出して...
直木三十五 「南国太平記」
...頭の中、眼の奥には、血潮の散乱と、剥き出した眼球、破れた着物、掴み合う手、その手の中の乱髪、刀、踏みにじられた草、折れた灌木――そんなものが、入り乱れていた...
直木三十五 「南国太平記」
...黒部川は筋骨を剥き出して...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...やけに帽子の庇を突上げて端麗な額を剥き出し...
久生十蘭 「魔都」
...古繩で首を絞められ、黒焼屋の天井にぶら下っている猿の乾物のように、歯を剥き出して、恨めしそうに天井を睨んでいたのである...
久生十蘭 「魔都」
...そしてそれらは遂に何かしら地球の齒のやうなものを剥き出しながら...
堀辰雄 「恢復期」
...二五全く、おぼろかな金網行灯の光りに、朦朧（もうろう）と照された中で、二匹の夜の獣のようなものが、互に、両手で首を絞め合って、歯を剥き出し、うめき立てている、その有様ほど凄惨なものはなかった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...自分もまた小娘の感情に還って剥き出しに挑みかけているのに気付く...
矢田津世子 「女心拾遺」
...ぶるさんが霞んだ眼を剥き出して...
山本周五郎 「留さんとその女」
...爛々と剥き出した眼光でハッタと景清を睨み据えたまま引返して舞台に入り...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...その真白く剥き出した両眼と...
夢野久作 「白菊」
...眼の球を破裂する程剥き出し...
夢野久作 「暗黒公使」
...粗（まば）らな歯を一パイに剥き出してニタニタと笑っている……という場面で...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...灰色の眼を剥き出して真蒼になりながら...
夢野久作 「幽霊と推進機」
便利！手書き漢字入力検索