...その涙と頬摺(ほおず)りの手に掻き抱かせてやりたいと冀(こいねが)うもの...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...治めて御して衆人に令を下すを冀ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...我輩は曾て多くの冀望を閣下の内閣に屬せざりしと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...到底言ふ可くして行ふ可からざるの談なるに於てをや若し侯の中心の冀望を言はゞ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...これ余が広重(ひろしげ)と北斎(ほくさい)との江戸名所絵によりて都会とその近郊の風景を見ん事を冀(こいねが)ひ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...斯くの如き境遇の下に斯くの如き生活が在るという其の真相を窺いたいと冀(ねが)っているに過ぎない...
永井荷風 「申訳」
...ああいう識見抱負を持った人が今日の知識を抱いて現代に出よということを私は始終冀(ねが)って居るのですが...
牧野富太郎 「植物記」
...これが完成の時期を冀望(きぼう)せざるを得ないのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...冀州(きしゅう)...
吉川英治 「三国志」
...冀州城(きしゅうじょう)のうちに身をよせてから...
吉川英治 「三国志」
...この冀州の領内へわざわざ帰ってしまったことである...
吉川英治 「三国志」
...冀北城(きほくじょう)からいざ出陣と馬をひかせると...
吉川英治 「三国志」
...二冀州攻略もひとまず片づくと...
吉川英治 「三国志」
...冀城(きじょう)を渡してしまったではありませんか...
吉川英治 「三国志」
...魏延(ぎえん)の一軍をして冀城へ奔らせ...
吉川英治 「三国志」
...冀城にのこしてあります...
吉川英治 「三国志」
...――で、いま御身を放つわけであるが、冀城へ行って、すぐ姜維を伴ってくるか」「お放し下さるものならよろこんで行って参ります」孔明は彼に衣食を与え、また馬を供えて、陣地から放した...
吉川英治 「三国志」
...諸君冀(ネガワ)クバ協力同心シテ共ニ洪益(コウエキ)ヲ謀(ハカ)ランコトヲ発起人 三井八郎右衛門外四名総監役 渋沢栄一「ふーむ……」露八は...
吉川英治 「松のや露八」
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