...「住吉の具足師(ぐそくし)柳斎(りゅうさい)という者です...
吉川英治 「私本太平記」
...先頃からここに滞在仕事をしていた住吉の具足師柳斎だった...
吉川英治 「私本太平記」
...「具足師ずれの手前などが...
吉川英治 「私本太平記」
...ちょうど住吉まで帰る具足師が...
吉川英治 「私本太平記」
...具足師柳斎の看板も見うけられる...
吉川英治 「私本太平記」
...そちは摂津の住吉で名も具足師の柳斎と変え...
吉川英治 「私本太平記」
...ここのかねあいは分らぬが、いずれにせよ、具足師柳斎は、しばし京にも鎌倉にもおらぬ方がよいぞ...
吉川英治 「私本太平記」
...具足師の柳斎という者じゃが」と...
吉川英治 「私本太平記」
...よい鍛冶や具足師もいるそうで...
吉川英治 「私本太平記」
...具足師柳斎の名は...
吉川英治 「私本太平記」
...具足師の柳斎に匿(かくま)われておりましたが...
吉川英治 「私本太平記」
...ここらだけではあるまいが、住吉、堺(さかい)、そのほか諸所の鍛冶屋千軒、具足師すべてが、みな家蔵(いえくら)たててゆく一方、天下の武者は、殺し合いに殺し合い、やがて死に尽してしまうだろう」「なアによくしたもんで」と、鳶七は、妾らしい女が運んできた膳部の盃をさっそく取って、右馬介へ酌しながら、「いくらでも、あとから人だねは尽きませんしさ、それにだんなの前ですが、武家もお公家もあんまり悧巧じゃありませんからね」「ひどいやつだな」「だって、だんなはもう武家をお廃(や)めなすったんでございましょ...
吉川英治 「私本太平記」
...住吉から新たに十人ほどの具足師が来て加わりましたので」「鳶七は帰ったのか」「忙しげに...
吉川英治 「私本太平記」
...いらい具足師の柳斎となり...
吉川英治 「私本太平記」
...――母と私は住吉の具足師柳斎――いまここにいる右馬介の家を訪ねて行きました...
吉川英治 「私本太平記」
...野霜の具足師(ぐそくし)とよばれている...
吉川英治 「平の将門」
...野霜の具足師の老夫婦は...
吉川英治 「平の将門」
...恋する女性を、賭け物にするなんて……」と、気の優しい将頼すら、義憤をもらして、「――それで、野霜の伏見掾は、娘を、そのどっちかへ、与えるつもりなのでしょうか」「いや、あの翁は、職は具足師でも、心は硬骨だ...
吉川英治 「平の将門」
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