例文・使い方一覧でみる「八の字」の意味
スポンサーリンク...苦しそうに八の字に寄りました... 
海野十三 「怪塔王」
...眉が八の字になつて...
高濱虚子 「俳諧師」
...僧侶の服装を見ると八の字になるのがこの眉毛の癖なのだ...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...大きな八の字だらう...
土田耕平 「八の字山」
...八の字山の八の字の形が...
土田耕平 「八の字山」
...多分眉根に深い八の字を寄せて...
豊島与志雄 「二等車に乗る男」
...丸に八の字の目印と...
中里介山 「大菩薩峠」
...もっとも彼の眉根（まゆね）には薄く八の字が描かれていた...
夏目漱石 「行人」
...「今日（けふ）は妙な半襟（はんえり）を掛けてますね」「これ？」梅子は顎（あご）を縮（ちゞ）めて、八の字を寄せて、自分の襦袢の襟を見やうとした...
夏目漱石 「それから」
...「今日は妙な半襟を掛けてますね」「これ？」梅子は顎（あご）を縮めて、八の字を寄せて、自分の襦袢（じゅばん）の襟を見ようとした...
夏目漱石 「それから」
...その時女の眉（まゆ）は心持八の字に寄っていた...
夏目漱石 「文鳥」
...八の字を寄せながらリチネを飲んだ...
夏目漱石 「明暗」
...八の字がよって困る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...自分の顔に八の字のひげを描いて見せると...
槇本楠郎 「仔猫の裁判」
...三田は額に八の字を描いて...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...忽（たちま）ちにして八の字をよせたにがい顔の近づきがたい男になる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...何ともいい難い青白い八の字眉など...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...額（ひたい）に八の字を寄せたり...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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