...全力をあげて救出するから...
海野十三 「海底都市」
...わが海底都市は全力をあげてトロ族の国へ急行するというのであった...
海野十三 「海底都市」
...全力をあげて火星兵団とたたかうぞ」「おお...
海野十三 「火星兵団」
...ネリーさーん」玉太郎は、全力をあげて、やっとそれだけのことをいった...
海野十三 「恐竜島」
...敵機が着陸したら、直(すぐ)に毒瓦斯(どくガス)部隊で取り囲んで、敵を殲滅(せんめつ)してしまえ」「は」ラック大将の命令一下、マイカ防衛兵団は、全力をあげて、かの大胆な侵入部隊に立ち向った...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...一旦承知したとなると全力をあげて誠実をつくすのが長吉のいい性格だった...
海野十三 「蠅男」
...念のためもう一度全力をあげて探すことを思い立ち長い間かかって厳密に調べたのです...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...全力をあげて日本を救えとさけび...
鈴木三重吉 「大震火災記」
...この暑中休暇に全力をあげてみよう...
田山花袋 「田舎教師」
...全力をあげて援助しなければならんのです...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...その達成に全力をあげている...
知里真志保 「生きているコタンの銅像」
...自分は全力をあげて此の結婚を成立せしめたいと思つた...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...だがもしお前が全力をあげて自分でやろうというのなら...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...全力をあげて保護してやるから安心しなさい」と浪花節調の裏枯声で言った...
久生十蘭 「あなたも私も」
...全力をあげて職務に勉励し...
モーリス・ルブラン Maurice Leblanc 婦人文化研究会訳 「探偵小説アルセーヌ・ルパン」
...曹操が全力をあげて...
吉川英治 「三国志」
...決してお恨みとは存じませぬ」二魏が全力をあげて来た征呉大艦隊は...
吉川英治 「三国志」
...忠次は、信雄からの急報をうけると、すぐ家康へ伝令し、家康は即日、全力をあげて、清洲まで出た...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索