...それに続いて全一頁のまん中に小さくTOHER WHOM I METON THE ROCKSと...
石川欣一 「可愛い山」
...新しい自由の全一の世界を創造する捷徑を明示するのでありました...
石川三四郎 「浪」
...全一の調和に基ける文化の根本的発達の希望と...
石川啄木 「渋民村より」
...アイルランドの全一揆に...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...これが全一切経の根本になります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...全一的な一つの持続ぶりを示したものでない限り...
中原中也 「撫でられた象」
...つまり貴方は普遍的な全一な神に近づいてゆくのです...
長與善郎 「青銅の基督」
...全一と個多との矛盾的自己同一的に事が事自身を限定することから世界が成立する...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...一週間、全一週間、そのために寝たっきり呻いていた、足の傷の上にこの体を載せて、歩いたので、患部に夥しい充血を招いたのに違いなかった...
葉山嘉樹 「浚渫船」
...それはこの世の「わざわい」の全一族だったと...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...むしろ全一体として纒(まと)めることを考えて...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...革命勃発時における兵役適齢の未婚男子の全一団を現わすものと仮定しよう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そして虚偽に属する全一連の暗黒な罪悪が直ちに生じてくる...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...財産の不安固から必然的に生ずる全一連の暗黒なる災厄とは比較にならぬ害悪である...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...全一な存在であっても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その全一とは数多い物の中の一つではなく...
柳宗悦 「民藝四十年」
...シユーベルトの幾曲から黒人靈歌まで、全一時間聽いて、深夜を奧多摩へ歸るうちに、晝のコセついた神經や疲勞も、洗濯した夏のワイシヤツを着更へたみたいな輕い氣もちになつてゐた...
吉川英治 「折々の記」
...穀価が四磅(ポンド)であった時には全一八〇クヲタアは耕作者に帰属し...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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