例文・使い方一覧でみる「入り込み」の意味
スポンサーリンク...昨夜お尋者この土地に入り込みし樣子なりとて私服の刑事客にまじり張り込み居る故用心せらるべしと云ふ... 
心猿 「荷風翁の發句」
...あまりに深く致命的にそのなかに入り込みすぎたのが悪かったのである...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...次第にインテリ層の生活に入り込みつつあった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...大勢の土方（どかた）が入り込み...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...婚礼の時節はずれ候につき年若き面々遊所に入り込み不相応の遊び事を致し風俗乱れ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...そのあとに第二師団の健児広島狭しと入り込み来たり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...山木の女（むすめ）の川島家に入り込みしと聞けるその時は...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...一つはいまだ入り込み得ないもの...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...これへ入り込みました」「何...
中里介山 「大菩薩峠」
...一同ぞろ／＼と棧橋（さんばし）を渡つて鶴吉の裏口から離屋へ入り込みました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...土藏の中に入り込みました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...身投げの狂言を書いて入り込み...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...上州屋の周太郎が大膳坊に化けて越前屋の藏の中に入り込み...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...父さんの仕事場に入り込み...
野村胡堂 「天保の飛行術」
...その目は先に彼の心に入り込み...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...毎夜のように密貿易（ぬけがい）の船頭が入り込み...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...果（はた）していつの間にか鳥が入り込み...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...キトーの東境からアマゾン河の上流地方に入り込み...
和辻哲郎 「鎖国」
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