...彼は兇悪な表情でこちらを睨みつけた...
...兇悪な事件が起こったとの報道が流れた...
...突然兇悪な犬に襲われた...
...彼の犯罪は兇悪極まりなかった...
...兇悪な空気が漂っていた会議は、緊張感が高かった...
...兇悪(きょうあく)四馬剣尺を向うにまわして...
海野十三 「少年探偵長」
...兇悪な共産党員に乗りこまれている上...
海野十三 「太平洋魔城」
...探偵小説を読んでいる人は兇悪な犯罪はやらない...
江戸川乱歩 「探偵小説このごろ」
...兇悪な顔にさへ見えて来た...
太宰治 「火の鳥」
...また動物学者が自己にとってもっとも兇悪な不倶戴天の敵であることが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...ウードレーがもっぱら兇悪漢と云う定評で通っていたから...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...もっと兇悪な分子を持っているはず...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼はアラビヤの山多き地方に生れた、彼は健(すこや)かに軟風(そよかぜ)の云ふを聞けば、これはこれジュギュルタが孫!……やがては国のため人民のため、大ジュギュルタ王とはならん此の者が、いたいけなりし或る日のこと、来るべき日の大ジュギュルタの幻影は、その両親のゐる前で、此の子の上に顕れて、その境涯を述べた後、さて次のやうに語つたおお我が祖国よ! おお我が労苦に護られし国土よ!……とその声は、寸時、風の神に障(さまた)げられて杜切れたが……嘗て悪漢の巣窟、不純なりし羅馬は、そが狭隘の四壁を毀(こぼ)ち、雪崩(なだ)れ出で、兇悪にも、そが近隣諸国を併合した...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...都会の兇悪(きょうあく)な相貌がぐるぐると胸裡を駆けめぐりそれは一瞬たりとも彼のようなものの拠(よ)りつけそうにない場所に変っていた...
原民喜 「冬日記」
...また兇悪な怨恨でもなかつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...「それでは兇悪残酷なやつに違いない」と結論した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...冷血兇悪な精神病患者……其奴(そいつ)が描きあらわした怪奇...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...女としての私に恋焦(こが)れておりましたあの兇悪無残の殺人鬼...
夢野久作 「二重心臓」
...みずから兇悪な人間と傲語(ごうご)する老賊の目に思いがけない涙を見ようとは...
吉川英治 「江戸三国志」
...等しく兇悪性を持った三人の中にあっても...
吉川英治 「剣難女難」
...兇悪な重罪犯に付いて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...兇悪な餓狼(がろう)となって...
吉川英治 「親鸞」
...やがてドーブレクは椅子にかけたが、兇悪、冷酷な相貌して口唇(くちびる)には深刻な皮肉が浮かんで来た...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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