...元々好きなことなんだから...
海野十三 「三重宙返りの記」
...元々ダリアの右眼は...
海野十三 「赤外線男」
...けれども元々内輪の団欒の雑談的のものであったのだから...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...サモア人は元々、借りるなどという面倒な事はせずに、皆貰って了うのだから、従って、借りるという言葉も無いのである...
中島敦 「光と風と夢」
...元々意志の弱い男が...
中島敦 「光と風と夢」
...元々あなたの頭にある幻なんで...
夏目漱石 「行人」
...リード夫人が私の元々の保護者であるから...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...元々病的なほど信心深いですし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...元々風来居士であるから...
牧野信一 「冬物語」
...元々、田楽村(でんがくむら)の一少女だった彼女の根からの血が俄にそよぎ立てられて、その本来な、つよい生を持ち直したものか、いずれにせよ、矢作(やはぎ)の柳堂で、一途(いちず)に死のうなどとしたような、女の型どおりな弱い女ではなくなっていたのであった...
吉川英治 「私本太平記」
...元々、新田と足利とは、犬と猿だと世間もいっているほどだが、鎌倉入りの目標だけには、それが完全な一つにうごいてきた...
吉川英治 「私本太平記」
...元々、佐々木道誉なる者は、元弘(げんこう)の年、みかどが六波羅の獄から隠岐へ流され給うた日の出雲路(いずもじ)まで、その御警固にあたっていた人物だ...
吉川英治 「私本太平記」
...元々、同身の分裂である、つねに離合(りごう)の定まりもない...
吉川英治 「私本太平記」
...元々、ここにあった三種の神器は偽物と知れているので、扱いもぞんざいをきわめ、駕輿丁(かよちょう)の小者や武士らが鳳輦(ほうれん)で無造作にかついで行った――と公賢自身の日記にも書かれている...
吉川英治 「私本太平記」
...元々百姓の家に生れ...
吉川英治 「新書太閤記」
...義務や恰好が価値を持つほど水臭い仲でも元々ない...
吉川英治 「新書太閤記」
...この教順を初め、三名の弟子は、元々、京都から従(つ)いてきた親鸞の古い弟子ではなかった...
吉川英治 「親鸞」
...元々、兄は刀鍛冶ではないのだ...
吉川英治 「山浦清麿」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
