...それは元々この地球にはなかった瓦斯であり天文学者が火星にこのR瓦斯なるものがあることを報告したのに端を発し...
海野十三 「火星探険」
...野郎の手を折りゃ、元々だ」職人が、喚いて、得物を動かした...
直木三十五 「南国太平記」
...よしんば自分の望通りにならなくったって元々で損は行かないのだから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...元々自分の金ではないと思うせいか...
野村胡堂 「悪人の娘」
...元々は同じ基盤の上にあるのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...年寄とも元々堅い約束を取り換して勇んで滞在を乞ふた樽野であつた...
牧野信一 「籔のほとり」
...元々私の方でお頼みして書いて貰ったんですから...
三好十郎 「好日」
...」「變なことは元々變なんだ...
室生犀星 「命」
...馬春堂は取り残されて、「なあんだ……」と、酬(むく)われざるさびしさに、手のうちの玉を逃がした心地がしたが、元々、女を助けても女が取りすがってくる柄(がら)でないことは、自分の履歴が承知しているので、「どれ……もう来るだろう」橋の袖木(そでぎ)に窮屈な腰を下ろして、袂落(たもとおと)しの煙草(たばこ)入れと、火鎌(ひがま)を腰からとり出して、人待ち顔の暇つぶし煙草と出かけました...
吉川英治 「江戸三国志」
...元々、都會育ちのぼくは、とかく、山家暮らしに、戀はしたものゝ、子にひかれてだが、やはり都會へ歸つてしまつた...
吉川英治 「折々の記」
...「元々、筑前守のお扱いで、ひとたび織田家に盟を約しておきながら、また毛利方へ寝返ってまる二箇年の歳月、ここにたて籠(こも)って来たわれわれのことですから、それがし以下、責(せめ)ある者が、腹を切るのは当りまえです...
吉川英治 「黒田如水」
...立ち騒いでいたものにございまする」「そんなことか」「はい」「元々...
吉川英治 「私本太平記」
...元々、西園寺家と北条氏とは、遠い承久(じょうきゅう)の乱(らん)いらいの深い因縁がある...
吉川英治 「私本太平記」
...伝右衛門は元々、武田家の旧臣なのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...公孫勝(こうそんしょう)は元々薊州(けいしゅう)の生れで...
吉川英治 「新・水滸伝」
...なるほど、おれには元々、そういう叛骨(はんこつ)があったのだと思う...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...この宅助は元々だが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...元々その器(うつわ)でなかったから...
吉川英治 「宮本武蔵」
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