...このやうに器用な働き者を女房にしたら...
太宰治 「お伽草紙」
...たいへん働き者だという事も...
太宰治 「パンドラの匣」
...働き者の古女房が...
辰野隆 「銷夏漫筆」
...」この働き者の老婆(ろうば)は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...然しおかねは男にも負けない働き者だった...
豊島与志雄 「土地」
...これも働き者の娘の足だ...
永井隆 「この子を残して」
...それを首尾よく盗み出して来るほどの働き者がこの際...
中里介山 「大菩薩峠」
...働き者らしい淺黒い顏も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...至つて平凡な――その代り申分のない働き者らしい女でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの働き者のお鈴が私の心持を察してくれて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手代の庄吉といふ三十二三の働き者でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お仲は三十前後の働き者らしい女ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...働き者の手代の喜三郎に任せて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「わかりましたよ親分」さう言ふのを、そつと物蔭へ引つぱつて行き乍ら、「齒こぼれのある剃刀(かみそり)は誰のだ」「手代の與左吉ので」「それから」「與左吉の拾つた小判は、若旦那が懷ろから取出して、そつと滑(すべ)らせ、與左吉に拾はせたに違ひない――と吉太郎が言ひますぜ」「――」「居候の吉太郎は、あんな不景氣な男ですが、飛んだ働き者で、掛り人のお富と馬鹿に仲が良いさうで」「フム」「もう一つ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...下女のお道――あの八五郎を説き落した働き者でせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もう三十近い働き者で...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...無駄ばっかりだ」四十男の働き者のブリーノフが続いて云い出した...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...長男の徳太郎は働き者で...
柳田国男 「故郷七十年」
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