...見ておく価値(ねうち)がありますよ』傲然とそう云い放ってから...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「自責」
...傲然と出発の用意を整えて居る車台を見ると私の神経は...
谷崎潤一郎 「恐怖」
...あの傲然(ごうぜん)とした面(つら)つきはどうだ...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...彼等の神授の王権を傲然と携えて行った...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...リネツトは最早例の傲然と(in her haughty way)先きには立たず(not riding in front)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...傲然とすました女で...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...蝋(ろう)細工の頭が傲然(ごうぜん)と控えてる理髪店の前で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ジルノルマン氏は彼独特の妙に傲然(ごうぜん)たる腕組みをして...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」ジャヴェルはその最も傲然(ごうぜん)たる調子で言い返した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...傲然(ごうぜん)と箕坐(あぐら)をかいたまま...
夏目漱石 「虞美人草」
...傲然たるこの姿が...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...」稍傲然と答へた悟空は...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...思い止まっていただきたいが」「ならぬ」七内は傲然(ごうぜん)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...傲然(ごうぜん)とこういった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...傲然(ごうぜん)と...
吉川英治 「親鸞」
...傲然(ごうぜん)と叱りつけたのである...
吉川英治 「親鸞」
...双方とも前から記憶があるであろうが!)そういわないばかりに傲然(ごうぜん)と自己を誇示して...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「これは何だ!」羅門は傲然(ごうぜん)として冷笑した...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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