...私は三階の客間の床柱によっかかって傲然としていはせず...
石川欣一 「可愛い山」
...大臣の椅子に傲然(ごうぜん)とふんぞりかえっている奴らも...
高見順 「いやな感じ」
...ひどく傲然(ごうぜん)たるものである...
太宰治 「酒の追憶」
...傲然(ごうぜん)とドア近くの椅子に腰かけたのであるが...
太宰治 「断崖の錯覚」
...強い意志と傲然とした気質を持つ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...クリストフのうちにうなっていた傲然(ごうぜん)たる世界は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...征服したる己が精神の上に傲然(ごうぜん)と君臨する...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私は自分でも意外な或る傲然たる気位で...
豊島与志雄 「道化役」
...いやな姿で傲然(ごうぜん)と控えていて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ジルノルマン氏は彼独特の妙に傲然(ごうぜん)たる腕組みをして...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いきなり男の前に傲然と立ちはだかつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...傲然(がうぜん)と全生徒を見渡してゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...ひとり傲然(ごうぜん)と唇をゆがめているその男であった...
本庄陸男 「石狩川」
...傲然(ごうぜん)といい放った...
本庄陸男 「白い壁」
...傲然(ごうぜん)と私を睨み下しているのに気が付いて...
夢野久作 「鉄鎚」
...お袖にも、今にきッと逢わせてやらあな」風呂場の流しで、市十郎に背中を洗わせながら、大亀は、傲然と、説教した...
吉川英治 「大岡越前」
...それでも彼は傲然(ごうぜん)...
吉川英治 「三国志」
...傲然(ごうぜん)...
吉川英治 「新書太閤記」
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