...それらに対して途方に暮れた倦怠(けんたい)の視線を投げるばかりだった...
有島武郎 「或る女」
...我は時に夫婦の生活のいかに我を倦(う)ましむべきかを思へり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...飽かず、倦(う)まず、撓(たゆ)まないで、客に接して、いずれもをして随喜渇仰せしむる妙を得ていて、加うるにその目がまた古今の能弁であることは、ここに一目見て主税も知った...
泉鏡花 「婦系図」
...芸術美に倦(う)みたる希臘(ギリシヤ)詩人の永生に対する熱望の悲音を聞くべく...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...富裕な社会の描写は民衆をして自分自身の貧困の倦厭(けんえん)を忘れさせるものであると...
大杉栄 「新しき世界の為めの新しき芸術」
...よく倦け(マヽ)ませんね...
種田山頭火 「其中日記」
...飯を食って眠るという単調なる生活につくづく倦(あ)き果てて了(しま)った...
田山花袋 「蒲団」
...倦きてくると、帰りは、バスで……...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...然し彼の心の中には懶い倦怠と...
豊島与志雄 「囚われ」
...彼女に倦きるということはなさそうでした...
豊島与志雄 「肉体」
...これは生活に倦怠をおぼえはじめた中年期の男女の...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...白井氏も宝塚に倦き...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...漠とした倦怠にうち沈みながら...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「窓」
...全身に甚しい倦怠をおぼえ...
松濤明 「春の遠山入り」
...待ち倦(あぐ)んで戸外へ出た...
松本泰 「日蔭の街」
...私は感覚的快楽が空しい一時的なものであり絶えず倦怠と嫌悪とを伴うものなることを知ったが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...(c)かくして奢(おご)れる人は富の倦怠より脱れんとはするなり(セネカ)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...沙地ばかりに面する単調な車窓の展望にも倦いて...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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