...これは充分驚愕に値する経験である...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...我が敬慕に値する善良なる女教師山本孝子女史は...
石川啄木 「雲は天才である」
...もう兄は地獄へ行ってしまった後だった」「兄さんは天誅に値する方ですか」「故人の罪悪をここで一々復習して死屍に鞭打つことは差控えましょう...
海野十三 「地獄の使者」
...もっと大きな地位にも値する...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...まさに一刻千金に値する(二刻は百金!)...
種田山頭火 「行乞記」
...だがその一杯は百杯万杯に値する...
種田山頭火 「行乞記」
...農村工業のゴマ化し(かつて現農相は正直に之を告白した)は注意に値するがそれより面白いのは...
戸坂潤 「社会時評」
...雪の性質雪の効用を道破したものとして尊敬に値するのである...
中谷宇吉郎 「雪」
...今日我ら音楽愛好家に幸いしたことの少なくなかったことは特筆に値するだろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...この機会に注目に値することだが...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...しかも刮目(かつもく)に値するのは...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その毅然たる節義あって甫(はじ)めて吾人の尊敬に値するのである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...何も出来ない無能な女は軽蔑に値すると...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...唯(たゞ)二三の注意に値する件々を左に記して遺忘に備へて置く...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...わたしが父から聞いた・彼の時代の純潔さに関する・物語は驚嘆に値する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...短刀で一突き食らわすに値する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この名に値する生活を実行して愧(は)ぢぬ者は...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...どの一つを取っても数日間見るに値するほどのものを持っていた...
和辻哲郎 「鎖国」
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