...再思三考に値する...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...まさに一刻千金に値する(二刻は百金!)...
種田山頭火 「行乞記」
...何か緊要な或ひは答辯に値する駁論は容易になし得ないであらう...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...そういう意味ではこの映画は大いに研究に値するものかもしれない...
寺田寅彦 「映画雑感(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...罪に値するものはない...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「同一事件」
...捜査に値する犯罪そのものがない...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...農村工業のゴマ化し(かつて現農相は正直に之を告白した)は注意に値するがそれより面白いのは...
戸坂潤 「社会時評」
...しかも特筆に値する事實は...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...病み上りの私の身體が女のさういふ視線に値するかどうか...
中島敦 「環礁」
...中庭が一見に値するといふことだが...
野上豐一郎 「ウォリクの城」
...とにもかくにも注目に値する(コロムビアJ八七〇四)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...けれども裁判長にはそれが何の斟酌(しんしやく)にも値するものでないと思はれた...
平出修 「公判」
...かかる客観性の故に自己の歴史は告白するに値するのであって...
三木清 「親鸞」
...そういう特別の恩寵に値するのか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そこではつぎのことが考察されるに値する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人間をただ尊敬と信頼に値する性善の存在として美化するのも...
矢部貞治 「政治学入門」
...が舐めさせるだけにでも値するような...
山之口貘 「つまり詩は亡びる」
...そして一〇クヲタアは四二磅(ポンド)に値するからである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索