例文・使い方一覧でみる「依怙地」の意味
スポンサーリンク...僕は自然と依怙地（えこじ）になり... 
芥川龍之介 「冬」
...人間は依怙地（いこじ）なもんだ...
泉鏡花 「婦系図」
...己ハアノ揚巻ノ顔ヲ見テルダケデモイクラカ痛ミヲ忘レルンダ」予ハ婆サンニ窘（たしな）メラレテ一層依怙地（いこじ）ニナッタ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...ポルジイは依怙地（えこじ）な奴（やつ）で...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...額と鼻とが依怙地に白々しく...
豊島与志雄 「塩花」
...少し学者らしい依怙地（えこじ）なところはあるが...
野村胡堂 「音波の殺人」
...斷つても依怙地（いこぢ）で歸らないから仕樣事なしにお前が彌八の代りに揉んで貰つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...若い者はとんだところで依怙地（えこじ）になるものだ」平次はとうとう御輿（みこし）をあげました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そして下女のお源は達者で依怙地（いこぢ）な中年女といふ印象を受けた外に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こんなことまでしても腰をすえようとするそのしかたがあまり依怙地（いこじ）なので...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...依怙地なかっこうで...
久生十蘭 「あなたも私も」
...下手に訓令に従わせようなどとしたら依怙地になって何もかにもほじくり出してしまわア...
久生十蘭 「魔都」
...斯うして依怙地な犬殺しが出来る...
松永延造 「職工と微笑」
...お松は少し依怙地（えこじ）になったのと...
森鴎外 「心中」
...わたくしの方では妙に依怙地になつて...
森林太郎 「身上話」
...依怙地（いこじ）な態度をみせるようにさえなった...
山本周五郎 「竹柏記」
...よけいに慎吾を依怙地（えこじ）にさせた...
吉川英治 「銀河まつり」
...依怙地（いこじ）で...
吉川英治 「宮本武蔵」
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