...それも佗(わび)しかつた...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...秋の佗人二日二夜の間びしょびしょと降りつづけた秋雨は...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...それはまたそこにいる私の気持をも佗しくさせ...
高見順 「如何なる星の下に」
...それは空がどんより曇った佗びしい日であった...
豊島与志雄 「運命のままに」
...薄曇りの佗びしい夕方だった...
豊島与志雄 「月明」
...凡てに縁遠いような自分の姿が佗(わ)びしく顧みられた...
豊島与志雄 「生あらば」
...何故(なぜ)というに神社の境内に近く佗住居(わびずまい)して読書に倦(う)み苦作につかれた折窃(そっ)と着のみ着のまま羽織(はおり)も引掛(ひっか)けず我が家(や)の庭のように静な裏手から人なき境内に歩入(あゆみい)って...
永井荷風 「日和下駄」
...のつそつ夜明を待ち佗(わ)びたその当時を回顧すると...
夏目漱石 「思い出す事など」
...世を佗(わ)び古りた記念のためと...
夏目漱石 「虞美人草」
...御亭主が市ヶ谷へ這入つてンですつて佗しい話ねえ」二人は廊下を話しながら歩いた...
林芙美子 「「リラ」の女達」
...なんともいえぬ佗(わ)びしい階音(アルモニイ)をつくる...
久生十蘭 「キャラコさん」
...王様は何ともいえぬ佗しそうな顔でニヤリと笑って...
久生十蘭 「魔都」
...その文集の中に佗波古(たばこ)...
穂積陳重 「法窓夜話」
...私の前なんぞでは山里に一人佗しく暮らしている母の事などを少しも恋しそうにはしない位...
堀辰雄 「ほととぎす」
...」たいとお葉は毎晩おそく酔ひ倒れて来る英則の帰館を待ち佗びながら吐息ばかりをついてゐた...
牧野信一 「サクラの花びら」
...此外の歌とても大同小異にて佗(ママ)洒落か理窟ッぽい者のみに有之候...
正岡子規 「再び歌よみに与ふる書」
...然れども狂句は理窟(謎)に傾き狂歌は佗(ママ)洒落に走る...
正岡子規 「萬葉集卷十六」
...内実は余程微禄した佗しい生活に陥って居られたものであろう...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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