...「何様だと思っているの?」...
...「彼女は何様でもない普通の女の子だよ...
...「上司になると、何様かになる人が多い...
...「自分のことを何様だと思っているんだろう...
...「何様のつもりでここに来たんだ...
...すゞしげな眼をもつた容子が如何様紅顔の美少年であつた...
飯田蛇笏 「秋風」
...如何様(いかさま)眼は少しドンヨリと曇つて...
石川啄木 「菊池君」
...何様(なにさま)物凄く不気味に見える...
石川啄木 「病院の窓」
...如何様なる巨額の報酬でもお支払いいたす...
海野十三 「地軸作戦」
...欧州大戦は如何様(いかよう)に終結すべきか...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...……何様(どん)なこと?」「はあッ」と...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...」「その前からあった! それは何様な人?」先刻(さっき)から一人で浮かれていた私は...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...此の土地にいる女達(ひとたち)も大凡(おおよそ)何様(どん)な人柄のくらいは見当が付く...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...何様(いかよう)にも出来申すべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...何様(どう)したんだえ...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...近代の資本主義が如何様に構成されているかを説明せんがためであり...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...その一千〇八年前は如何様(いかよう)の時代でござったか...
中里介山 「大菩薩峠」
...何様(どう)にか治まって来た...
羽志主水 「越後獅子」
...旗本などに対してはその人の居ない処でも何様々々と尊敬して居るその塩梅(あんばい)式は...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...翻訳は如何様(いかよう)にすべきものか...
二葉亭四迷 「余が翻訳の標準」
...如何様にも即座の支払は致し難き旨を様々に陳謝した...
穂積陳重 「法窓夜話」
...何様顏をしてゐるか………おツと...
三島霜川 「平民の娘」
...大小の違いはあるが実際海蜈蚣また蜈蚣鯨の何様(いかよう)の物たるを見るに足る...
南方熊楠 「十二支考」
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