...娑伽羅(しゃがら)竜王...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...子供の為めのお伽話(とぎばなし)の本は...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...遠いお伽噺(とぎばなし)の国の中に在るように思われ...
太宰治 「燈籠」
...お伽をいたそうと思って来ておる」と云った...
田中貢太郎 「魔王物語」
...それから小田原の倶梨伽羅紋々と...
寺田寅彦 「蒸発皿」
...女が許してお伽を命ずるのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...その間俺が伽(とぎ)をしてやるから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何かお伽噺にあることみたいだわ...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...つれづれの伽(とぎ)までたのまれて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...過去世に伽奢(かしゃ)国王梵施(ぼんせ)と拘薩羅(くさら)国王長生と父祖以来怨仇たり...
南方熊楠 「十二支考」
...狐や烏が物を云ふお伽噺が如何に深く子供の純美なる心に觸れるか...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...然(しか)るところその伽羅に本木(もとき)と末木(うらき)との二つありて...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...本能寺十余坊の堂舎伽藍(どうしゃがらん)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...どうやら伽藍(がらん)のように広い部屋だという気がした...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...伽藍(がらん)の空気は森(しん)としていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...民家と向い合っている伽藍(がらん)の辻に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...天上の鳥という頻伽(びんが)の声が...
吉川英治 「宮本武蔵」
...硬い岩石から削り出された一大伽藍で四千万年...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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