例文・使い方一覧でみる「似寄り」の意味
スポンサーリンク...その隣りにある似寄りの色彩を抄略するだらう... 
有島武郎 「描かれた花」
...背恰好も似寄りだから...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...従兄弟の年齢も互に似寄り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...それは彼とは似寄りの点もない人だった...
豊島与志雄 「或る女の手記」
...河の堤防などは似寄りのものもなく...
豊島与志雄 「白蛾」
...亡父や兄に似寄りの点を自分の顔貌（かおかたち）の中に見出して...
豊島与志雄 「不肖の兄」
...かくも似寄りまたかくも異なれるそれら二つの場所において...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」以前によくあった似寄りの嫉妬心の発作を思い出して...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...主人の大膳正と似寄りの年でしたが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...それに似寄りの文字を書いたのもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...千両箱に似寄りのものもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...外に似寄りのものもないので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...淡赤い泥に似寄りのものもありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...上州屋と越前屋は昵懇（ぢつこん）でもあるのか」「似寄りの年輩で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...其似寄りの甚しきに驚き...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...それに似寄りの染粉も...
宮原晃一郎 「虹猫と木精」
...どうもそれとは似寄りのない...
和辻哲郎 「巨椋池の蓮」
...後に実際に B29 の攻撃を受けたときの光景とはまるで似寄りがなかった...
和辻哲郎 「夢」
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