...……それから次ぎの室で伎楽面(ぎがくめん)などを見ながら待っていてくれたH君に追いついて...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...いま数の多い伎楽面を一々ながめ味わってみると...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...天平の伎楽面と鎌倉の伎楽面との間に...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...それはあの伎楽面自身によってである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...そこであの伎楽面の印象が有力な緒になる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...しかしあの数多い伎楽面は...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...能の面は伎楽面に比べれば全然別種の原理に基づいたものである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...伎楽をギリシア劇と結びつける空想は伎楽面自身から得たものであるが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...「能の面は伎楽面に比べれば比較にならぬほど浅ましい」と書いた...
和辻哲郎 「能面の様式」
...伎楽面の美しさがはっきり見えるように眼鏡の度を合わせておいて...
和辻哲郎 「能面の様式」
...さらに反伎楽面的なものを見いだして落胆したのであった...
和辻哲郎 「能面の様式」
...しかし能面は伎楽面と様式を異にする...
和辻哲郎 「能面の様式」
...また伎楽面に比してひねくれた美しさであるとも言えるであろう...
和辻哲郎 「能面の様式」
...能面に度を合わせた眼鏡をもって伎楽面を見るからである...
和辻哲郎 「能面の様式」
...伎楽面が喜び怒り等の表情をいかに鋭く類型化しているか...
和辻哲郎 「面とペルソナ」
...舞台で動く伎楽面の側に自然のままの人の顔を見いだすならば...
和辻哲郎 「面とペルソナ」
...伎楽面がいかに神話的空想的な顔面を作っても...
和辻哲郎 「面とペルソナ」
...笑っている伎楽面は泣くことはできない...
和辻哲郎 「面とペルソナ」
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