例文・使い方一覧でみる「任」の意味

...われわれが不信任案に賛成せんとする第二の理由であります... われわれが不信任案に賛成せんとする第二の理由でありますの読み方
浅沼稲次郎「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」

...飼主ありては心に任せず... 飼主ありては心に任せずの読み方
巌谷小波「こがね丸」

...附添う母親の責任感のつよく現われた緊張の瞬間をとらえたその絵は――明治三十三年の日本美術院展覧会に意外の好評を博し...
上村松園「作画について」

...そら愕いたなア」大川主任と帳場氏は... そら愕いたなア」大川主任と帳場氏はの読み方
海野十三「蠅男」

...司法主任は、第二の屍体の発見に依って自分の抱いていた疑いが微塵に砕かれてしまったためか、すっかりしおれて、黙々としていたが、やがて思い出した様に傍らの路面から、私はうっかり気付かなかったのだが、先刻（さっき）ここへ来た時に持って来て置いたらしい大型の撥形鶴嘴（ビーター）を取上げると、喬介の眼前へ差出しながら、「やはり有りましたよ... 司法主任は、第二の屍体の発見に依って自分の抱いていた疑いが微塵に砕かれてしまったためか、すっかりしおれて、黙々としていたが、やがて思い出した様に傍らの路面から、私はうっかり気付かなかったのだが、先刻ここへ来た時に持って来て置いたらしい大型の撥形鶴嘴を取上げると、喬介の眼前へ差出しながら、「やはり有りましたよの読み方
大阪圭吉「気狂い機関車」

...主任は決心して立上った... 主任は決心して立上ったの読み方
大阪圭吉「三狂人」

...」と訊くのは主任だ... 」と訊くのは主任だの読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳「緋のエチュード」

...内容は全く任意に・偶然に・無関係な素材として・外部的に・付加されるに過ぎない...
戸坂潤「イデオロギーの論理学」

...そして彼女も、他の多くの男に身を任せたと同様に、愛もなく、愛と反対の感情をさえもちながら、彼に身を任せた...
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...アーチボルド・マックリーシュ氏がアメリカ国会図書館長に任命されたときは...
中井正一「組織としての図書館へ」

...金のあるに任せて... 金のあるに任せての読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...跳腰で力任せに壁へたたきつけた... 跳腰で力任せに壁へたたきつけたの読み方
久生十蘭「墓地展望亭」

...保母が責任を感じて狼狽（ろうばい）しているわりに... 保母が責任を感じて狼狽しているわりにの読み方
牧逸馬「チャアリイは何処にいる」

...無責任な独断的記述と取られる虞（おそれ）がないでもないが... 無責任な独断的記述と取られる虞がないでもないがの読み方
トマス・ロバト・マルサス　Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳「人口論」

...堀を埋めまたは潰（つぶ）れるに任せておいて後に水田に編入し... 堀を埋めまたは潰れるに任せておいて後に水田に編入しの読み方
柳田國男「地名の研究」

...納入する責任量を超過した分だけ... 納入する責任量を超過した分だけの読み方
山本周五郎「青べか物語」

...それぞれが各自の責任を果してこそ世のなかが動いてゆく... それぞれが各自の責任を果してこそ世のなかが動いてゆくの読み方
山本周五郎「泥棒と若殿」