...3仲店の片側(かたがわ)...
芥川龍之介 「浅草公園」
...7この玩具屋のある仲店の片側...
芥川龍之介 「浅草公園」
...浅草(あさくさ)仲店(なかみせ)の収容所にあつた病人らしい死骸である...
芥川龍之介 「大正十二年九月一日の大震に際して」
...二人はまた仲店へ出て人に押されながら歩いた...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...仲店の雑沓の中を...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...今日の仲店(なかみせ)の通りは...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...仲店から伝法院へ曲がる角にあった火の見櫓(やぐら)に火が掛かり...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そのような絵はがきよりも浅草仲店の絵はがきを好むのだ...
太宰治 「もの思う葦」
...山西は石畳(いしだたみ)になった仲店の前を下駄(げた)を引摺(ひきず)るようにして...
田中貢太郎 「水魔」
...小女(こむすめ)は仲店の前を出はずれると...
田中貢太郎 「水魔」
...あたしイヤだから結わなかったわ」「じゃあそのリボンは?」「これ? これはあたしが仲店(なかみせ)へ行って自分で買ったの...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...浅草の雷門前の仲店の通りということにきめたのを...
豊島与志雄 「道化役」
...この悲(かなし)みはお糸(いと)が土産物(みやげもの)を買ふ為(た)め仁王門(にわうもん)を過ぎて仲店(なかみせ)へ出た時更(さら)に又(また)堪(た)へがたいものとなつた...
永井荷風 「すみだ川」
...この悲みはお糸が土産物を買うため仁王門(におうもん)を過ぎて仲店(なかみせ)へ出た時更にまた堪えがたいものとなった...
永井荷風 「すみだ川」
...わたくしは昨夜のまゝに寐靜つた仲店を歩み過ぎた時...
永井荷風 「蟲の聲」
...二人は灯の消えた仲店を抜けて雷門を出ると...
林芙美子 「帯広まで」
...雷門から入ると仲店の美しさに...
火野葦平 「花と龍」
...駅迄バスで出て又仲店で買もの...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??