...付き添いの守(も)りの女が少女を抱き上げて...
有島武郎 「或る女」
...彼の身に付き添いたる貧困の神は...
李光洙 「愛か」
...付き添いのお松をはじめ...
海野十三 「蠅男」
...ゆうべから考えているのは誠一を付き添いにすることだった...
永井隆 「この子を残して」
...このようでない所では見習いはメディシン・マンに付き添い...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...その傍には白に赤の装飾ある頭巾をかぶった男が二人ずつ付き添いながら...
野上豊一郎 「闘牛」
...付き添いの童女の衣裳(いしょう)などを日が近づくので用意させていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...下(しも)仕え幾人が付き添いに必要なのであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「もう一人分の付き添いの童女を私のほうから出そうかね」などと笑っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫君の付き添いの女房は全部で三人...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...院は終日病床にお付き添いになって看護をしておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...付き添いの女房から御寵愛(ちょうあい)があるという報告が大納言へあった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...桔梗(ききょう)などの咲きそめた植え込みの庭へいろいろの狩衣(かりぎぬ)姿をした若い男たちが付き添い...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それを楽しみに明け暮れお側にお付き添い申上げておったので御座います...
夢野久作 「ココナットの実」
...伝内がお付き添い申し上げながら...
吉川英治 「江戸三国志」
...四名付き添い――宮崎市之丞を...
吉川英治 「夏虫行燈」
...徒士供(かちども)の付き添い...
吉川英治 「宮本武蔵」
...荷馬車や荷車に付き添い...
吉川英治 「忘れ残りの記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??