...「他人様のことはよそう...
...「他人様に迷惑をかけるなんて失礼だよ...
...「彼女は他人様に対する思いやりがある...
...「自分のことばかり考えず、他人様のことも気にかけるようにしよう...
...「他人様には敬意を払って接しましょう...
...他人様(ひとさま)と違って風変(ふうが)わりな...
有島武郎 「或る女」
...何だか半分云つてあと半分ひつこめるやうですけれどかうやつてかいてゐるうちにも自分のことに思ひ至りますと決して他人様(ひとさま)に対して口幅つたいことは云へなくなりますからお許し下さい...
伊藤野枝 「九州より」
...何とかかんとか他人様に云はれると云ふのは何といふ皮肉でせうね...
伊藤野枝 「書簡 山田邦子宛」
...□まだ何か書くつもりで居りましたけれどもあんまり他人様の悪口なんか長々と云つてゐましたので忘れてしまひました...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年六月号)」
...お母様似だと他人様(ひとさま)は仰しゃる...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...もう他人様の金には一ドルだって手をつけない...
オー・ヘンリ O. Henry 大久保ゆう訳 「罪と覚悟」
...他人様(ひとさま)の土蔵を開(あ)けさす事位は何とも思つて居(を)らない...
薄田泣菫 「茶話」
...他人様がああいへばかういふ...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...他人様の家は怖い...
林芙美子 「新版 放浪記」
...御前の縁にすがつて聟(むこ)の助力(たすけ)を受けもするかと他人様(ひとさま)の処思(おもはく)が口惜(くちを)しく...
樋口一葉 「十三夜」
...東京へ行つてゐれば貴様の顔で他人様を訪ねることもあらう...
牧野信一 「祖母の教訓」
...むやみに他人様の邸の桜の枝を折ったりすれば...
正岡容 「初看板」
...ひょっとすると他人様(ひとさま)のお役に立つこともある*...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...他人様の迷惑であるとさえ考えていた...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...あれでは今に他人様(ひとさま)の物に手を掛けて牢屋(ろうや)へ行く様な...
與謝野寛 「蓬生」
...他人様(ひとさま)の体を...
吉川英治 「江戸三国志」
...面白いことばかり言う」「しばらく他人様(ひとさま)とお話をしねえから...
吉川英治 「江戸三国志」
...他人様(ひとさま)の秘密はね」と...
吉川英治 「松のや露八」
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