...お次迄御介錯(ごかいしやく)に参られ候...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...介錯(かいしゃく)の用意全く成れり...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...つい去年までは病躯を支えて二人の子供を介錯(かいしゃく)した...
伊藤左千夫 「新万葉物語」
...急ギ介錯セヨト有シカバ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...介錯を勤めたのは篠部淡路守...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...又は介錯人もなき御生害を遂げらるゝか...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...自分の介錯を祖父(ぢゞ)に頼む筈であつたさうだが...
夏目漱石 「それから」
...介錯は鎌田(かまだ)源太夫がした...
森鴎外 「阿部一族」
...吉村甚太夫(じんだゆう)が介錯した...
森鴎外 「阿部一族」
...介錯は仲光(なかみつ)半助がした...
森鴎外 「阿部一族」
...矢野又三郎介錯いたし候...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...介錯はかねて乃美市郎兵衛勝嘉(のみいちろべえかつよし)殿に頼みおき候...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...介錯(かいしゃく)して」「はははは...
吉川英治 「新書太閤記」
...介錯人(かいしゃくにん)...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...介錯人(かいしゃくにん)など...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...介錯は誰がいたすな』などと口々に呟きながら...
吉川英治 「夏虫行燈」
...はや介錯(かいしゃく)をしてたまわれ」と...
吉川英治 「日本名婦伝」
...(要らざる介錯(かいしゃく))と...
吉川英治 「山浦清麿」
便利!手書き漢字入力検索