例文・使い方一覧でみる「今まで」の意味
スポンサーリンク...今までのことを手みじかに話した上... 
海野十三 「太平洋魔城」
...こんな新機構の船が今までに考えられたことを聞かないね」「ふうん...
海野十三 「地球発狂事件」
...今までの十分の一の時間で配達が出来ます...
海野十三 「発明小僧」
...（節子）（声を挙げて泣き）わたくしは今まで何一つ悪い事をした覚えがありません...
太宰治 「春の枯葉」
...或はまた今まで其等が私にを吐いていたようにも思われる...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...今までにこれだけの金を持ったことがない...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分は今が今まで暗い所へ行くよりほかに用のない身と覚悟していたんだから...
夏目漱石 「坑夫」
...互（たがひ）にうつとりと今までの空想（さう）の跡（あと）を追（お）つてゐたが...
南部修太郎 「夢」
...元の入口へ戻りました」「どうしてそれを今まで人に話さなかったんだ」「私は怖かったんですよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...おれの今までの研究はなんの価値もない...
久生十蘭 「黒い手帳」
...よくも今まで百姓々々と馬鹿にしやがったが...
久生十蘭 「魔都」
...今までの苦心も水の泡となる...
久生十蘭 「魔都」
...ゴーゴンの首を今までに見た者も...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...今まで思いもかけなかった眼新しい...
水上滝太郎 「山の手の子」
...わたしは今までのところ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...けれども、それと一緒に、今の今まで、あたたかい親切な人間とばかり見えていた叔父が、急に鉄のポストみたいに冷たい態度にかわって、傲然（ごうぜん）と私を睨み下しているのに気が付いて、又もビックリさせられた...
夢野久作 「鉄鎚」
...……今まで気が付かなかったが...
夢野久作 「白菊」
...今まで悄れていた女たちは...
横光利一 「旅愁」
便利！手書き漢字入力検索