...全く人類愛というか...
海野十三 「海底都市」
...人類愛・同胞愛を起させなければならない)と...
海野十三 「火星兵団」
...崇高なる人類愛の顯(あらわ)れだ...
海野十三 「地球発狂事件」
...人類愛――人間がお互いに愛するということはよく人の説くことでありますけれども...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...其創始者ザメンホフ博士の人類愛の精神に共鳴して...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...人類愛論者が人類の幸福のために設けた体系を...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...えらい賢人や人類愛論者などが...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...こうした人類愛の先生たちは...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...しかも明らかに区別されて常に哀願せる人類愛...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...救護という人類愛に基づく本務に殉じた事実は...
永井隆 「長崎の鐘」
...人類愛の実行であった...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...まづきらびやかな藝術の衣を着せて人類愛の教義を持ち込んで...
野上豐一郎 「聖ロヨラ」
...ゲーテのやうに萬有を包合する人類愛の詩人高村光太郎が...
萩原朔太郎 「悲しき決鬪」
...恋とは人類愛の結晶でありまして...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...ソクラテス、プラトン、善、人類愛、観念、――懐疑主義や厭世主義の悪魔から純な魂を守つてくれた聖人や天使の一群は跡形もなく消え失せ、人は地上の敵兵に直面して恐しい孤独を感じ、己に最も忠実な、親しいものも決して自分を救つてくれることが出来ないことを知るのである...
北條民雄 「精神のへど」
...それから第三節目にある国家を愛する心がひいては人類愛にまで発展するという点も...
前田多門 「「人間宣言」のうちそと」
...むしろ寛容と社会の平和とひろい人類愛との提唱として...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...今日まで幾千万の人々をして人類愛に感泣せしめつつある婦人がありました...
夢野久作 「鼻の表現」
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