「乞」の意味
物を請い求める
小説での「乞」の使い方
...(八月二十六日)井月信州(しんしう)伊那(いな)の俳人に井月(せいげつ)と云ふ乞食(こじき)あり...
芥川龍之介 「雑筆」
...専門の筆蹟鑑定家の研究を乞うたならば...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...これよりちかき五十嵐村(いがらしむら)に由縁(ゆかり)の者(もの)あるゆゑ助(たす)けを乞(こは)んとてこの橋をわたりかゝり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...近作を示して批評や指導を乞うと云う風で...
谷崎潤一郎 「細雪」
...行乞には都合よろしい...
種田山頭火 「行乞記」
...行乞流転してゐるうちに...
種田山頭火 「行乞記」
...西洋人なら乞食(こじき)でも尊敬しようといったような日本人の多い中に...
寺田寅彦 「試験管」
...お前だって今頃は乞食でもしていたろうよ...
徳田秋声 「あらくれ」
...老耄(おいぼれ)の乞食(こじき)めが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...乞食(こじき)だ...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...婦人は温泉煙(ゆけむり)の中に乞食(こじき)のごとく蹲踞(うずくま)る津田の裸体姿(はだかすがた)を一目見るや否や...
夏目漱石 「明暗」
...源次郎さまとやらア野伏乞食の子だということを証拠だてるようなもので...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...乞食共は驚くまい事か...
夢野久作 「正夢」
...邸宅から追い出して乞食にすると言ったらどうだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...甚目寺等で猴像に子を乞うのはあるいはハヌマン崇拝から転化したのかと惟(おも)う...
南方熊楠 「十二支考」
...それを温に送って政を乞うた...
森鴎外 「魚玄機」
...一人の乞食(こつじき)が...
吉川英治 「親鸞」
...四お通はまた、但馬守宗矩(たじまのかみむねのり)の部屋へ行って、自分の心もちを述べ、長い月日の恩を謝して、暇乞いをすると、「おお、行ってくれるか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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