...玉村銀之助さんからきいていました...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...小波も之には途方に暮れたが...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...勇將喜び之を聞き...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...日支一觸即發を傳へられる日これを記す)以上は内ヶ崎代議士の『主婦之友』誌上の一篇である...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...之が誠に願ってもない刺激となるのは尤もである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...何であるか又は何があるかであって(そして之が不足だということから無に移行する)...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...之は生命が形態――この機械的なるもの――に支配されずに...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...之は諸事物、諸現象の相互浸透即ち又対立の統一ということに他ならぬ...
戸坂潤 「辞典」
...之は内勤外勤を合わせて百八十余名の整理となる...
戸坂潤 「社会時評」
...之に気づかない鑑賞者は...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...吉之助は、軽輩の身として、物もいえぬ身分を、もどかしがりながら(手前一人にても、必ず、成し遂げます...
直木三十五 「南国太平記」
...どういう危ない目に逢うか知れたものじゃありません」「ははあ……」竜之助はそれを聞き流しながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...之で愈々(いよいよ)私は彼等のツシタラ(物語の語り手)となるのだ...
中島敦 「光と風と夢」
...百足屋(むかでや)市之助の店に坐り込んだ時貰つて來ましたよ」「成程...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...宮戸座で上場する歌舞伎狂言は、すべてが絢爛たる都心の大劇場では最早一顧だにされなくなつてしまつた旧弊古風のもの許りで、俳優も亦訥子、源之助、勘五郎、芳三郎、芝鶴、菊四郎、工左衛門、寿朝等、いづれも練達巧緻の技量を有しながら兎角に志を得ない轗軻不遇の人々許り...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...柔和な話を聞かせ、さらに、柔和な行為を現実で見せてやり、何を模倣す可きか、よりも、之を模放せよ、之を習慣にせよ、と教えてやって呉れ...
松永延造 「職工と微笑」
...【三四】管仲の功大にして以て之に當るに足るを以て也...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...江漢老人と五百之進とは...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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