...中一日置いて六日の夕方にもう一度訪ねて来た...
谷崎潤一郎 「細雪」
...少くとも中一日くらいの余裕を置かなくてはならない...
豊島与志雄 「明日」
...中一日おいた次の日の夕方です...
豊島与志雄 「キンショキショキ」
...前後半日と中一日を丸潰しにして漸く業を卒へて考へて見ると...
夏目漱石 「「土」に就て」
...中一日置いた後(あと)の事で...
夏目漱石 「道草」
...中一日(なかいちんち)置(お)いて...
夏目漱石 「門」
...中一日置いて三日目の晝過ぎでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...中一日おいて三日目の昼過ぎでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十四此年三の酉まで有りて中一日はつぶれしかど前後の上天氣に大鳥神社の賑ひすさまじく此處をかこつけに檢査場の門より乱れ入る若人達の勢ひとては...
樋口一葉 「たけくらべ」
...雨が降(ふっ)ても雪が降ても年中一日も欠かしたことはない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...そして中一日を泊っていた...
本庄陸男 「石狩川」
...中一日を隔てて六月十六日に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...中一日おいて次の日には...
柳田国男 「雪国の春」
...――」三それから中一日ずつおいて...
山本周五郎 「屏風はたたまれた」
...前売せず」等々々……それから中一日置いて六日と七日の朝刊には又...
夢野久作 「二重心臓」
...中一日の御逗留のまに...
吉川英治 「私本太平記」
...中一日の猶予を乞うて...
吉川英治 「年譜」
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