...上等兵は軍隊の階級の一つです...
...私の父は上等兵でした...
...彼は上等兵になるために訓練を受けている...
...上等兵に昇進した喜びでいっぱいです...
...上等兵の経験を活かして、市民生活でも役立てたいと思っています...
...そこへ江木(えぎ)上等兵が...
芥川龍之介 「将軍」
...上等兵なぞがまるで牛か馬を殴るやうに面白半分に兵卒たち...
新井紀一 「怒れる高村軍曹」
...他の各班の班長たちはあとの事を上等兵たちに任せて外出して了ふのであつた...
新井紀一 「怒れる高村軍曹」
...一人の上等兵がそれぞれ引率して外出するのであつた...
新井紀一 「怒れる高村軍曹」
...上等兵か何かが上官の前に出た時のやうだ...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...上等兵なんかじゃないぞ...
海野十三 「空襲警報」
...工藤上等兵と来たら...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...別に工藤上等兵の手をかりるほどの用はなかったのである...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...」と言いながら、その差しだす軍隊手帳を見ると、読み書きはできる、ラッパ手、上等兵とあって、その履歴には、ほとんど植民地ばかりに、あすこに二年ここに三年というように、十八年間勤めあげたことが麗々しく書きならべてある...
大杉栄 「日本脱出記」
...二人連れの上等兵が追い越した...
田山花袋 「一兵卒」
...上等兵の大瀬だけが一人揚って来ねえ...
徳田秋声 「躯」
...兵隊に出れば大部分が伍長勤務上等兵になって帰って来るとかいうことが優良村の優良村たる所以になっている...
戸坂潤 「社会時評」
...ボシュエとフイイーとはガヴローシュが上等兵の死体から取った火薬筒で弾薬を作っていたが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...傲慢で低級な下士官や上等兵に...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...大貫上等兵は舷(ふなべり)から身体を乗りだして...
久生十蘭 「ノア」
...「そうします」山内は大貫上等兵の手を握ると...
久生十蘭 「ノア」
...上等兵からぐづぐづして居つてはいかん...
正岡子規 「従軍紀事」
...オーデ上等兵じゃねえか」「違うったら...
山中貞雄 「陣中日誌(遺稿)」
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