...今日の試験は上出来だった...
...彼女にプロポーズして、上出来な返事をもらった...
...上司からの評価が上出来で、昇進が決まった...
...この店の料理はいつも上出来だ...
...クラスで最高の成績を取ったので、親に褒められて上出来な気分だ...
...この後者は特に上出来だった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...皷打ちに参る早稲田や梅の宵夏目金之助高浜清様○明治四十一年三月十四日(葉書)今日の「俳諧師」は頗る上出来に候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...しかし今日の行乞相は上出来だつた...
種田山頭火 「行乞記」
...けさの御飯は上出来だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...監督上出来ん...
田山花袋 「蒲団」
...万事いいよ、万事上出来だ、僕も非常に満足だ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...膝で歩いてやりましたわ」「上出来です...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...「さあ来い、お粥坊主」勝手口へ、義観が現れて、南玉を見ると「ああ、南玉、小太郎のところへ、すぐ行ってもらいたい」「へっ、お粥の講釈にな」「何?」義観は、炉の中の火加減を見て「おお、上出来、上出来、半分に煮つまったかな」と、云って、土瓶の中を、のぞきこんだ...
直木三十五 「南国太平記」
...我ながら上出来というものだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここのお倉婆あの趣向が上出来というものだろう...
中里介山 「大菩薩峠」
...書類も服装も申分ない(コム・イル・フォ)上出来だが...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...寧ろ上出来の西瓜に車輪(くるま)を取りつけたような恰好をしていた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その三味線のことはお母さん上出来...
宮本百合子 「獄中への手紙」
......
山之口貘 「鮪に鰯」
...なにがだ」「飯も上出来だし魚の焼きかたもいいし...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...ところでここまでは誠に上出来であった...
夢野久作 「少女地獄」
...上出来」張松は、画工をねぎらった...
吉川英治 「三国志」
...このことはあまり彼の上出来とはいえない...
吉川英治 「新書太閤記」
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