...背嚢の中の雑品や弾丸袋の弾丸がけたたましく躍(おど)り上がる...
田山花袋 「一兵卒」
...六馬立ての馬車を駆って古い階子段を駆け上がるとか...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...」聞いたが返事がなかったからそのまま駆上がると主婦が昼飯を持って上がって来た...
寺田寅彦 「雪ちゃん」
...十尺(しゃく)二十尺ほどもいきなり飛び上がるばかりでなく...
豊島与志雄 「彗星の話」
...起き上がるが早いか彼は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...今さら日本が立ち上がるものじゃなし...
永井隆 「長崎の鐘」
...蝶々(ちょうちょう)が二羽寄りつ離れつ舞い上がる...
夏目漱石 「草枕」
...それを爪先(つまさき)上がりにだらだらと上がると...
夏目漱石 「三四郎」
...二段ばかりまっすぐに上がると...
夏目漱石 「三四郎」
...弓の折を取つて立上がると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...湧き上がるやうな怪奇な手振りで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ほんの一合だけ寢酒を召上がるのが癖でございました」金五郎の説明は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そしてもう起き上がることはできませんでした...
平林初之輔 「華やかな罪過」
...二条の院の女王(にょおう)は起き上がることもできないほどの衝撃を受けたのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ただ叛逆人が出来上がるのだ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...駕(かご)が上がる...
吉川英治 「江戸三国志」
...二の丸や北の丸へ上がるわけには...
吉川英治 「新書太閤記」
...握(にぎ)り拳(こぶし)を寝台の縁(ふち)にあてて伸び上がる...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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