...物茂卿(ぶつもきやう)の跋(ばつ)ある唐詩選と襤褸(ぼろ)になりたる三体詩一巻...
石川啄木 「閑天地」
...その中に三体詩の零本があったから...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...今でも三体詩中の詩を読む度に土屋の宿の寂寞を想起するのである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...日曜日ごとに『三体詩』の講義を聴いたのである...
永井荷風 「十六、七のころ」
...『三体詩』を開いても...
永井荷風 「妾宅」
...同じ荒廃した光景でも名高い宮殿や城郭(じょうかく)ならば三体詩(さんたいし)なぞで人も知っているように...
永井荷風 「日和下駄」
...その『三体詩』の読習というのは...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...何故に『三体詩』からして始めたかというに...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...その『三体詩』の講釈をば文明九年には...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...支那では歴代の集、「唐詩選」、「三体詩」、「唐宋詩醇」のようなものには一つも女の作品はいれなかったのだそうです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??