例文・使い方一覧でみる「一節切」の意味

...（「一節切」は熟語ではありません）... の読み方

...二十三夜の晩……客の所望によって一節切（ひとよぎり）の『吉野山』を吹いていますとね... 二十三夜の晩……客の所望によって一節切の『吉野山』を吹いていますとねの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...一月寺（ぼろんじ）の一節切（ひとよぎり）の会があるので... 一月寺の一節切の会があるのでの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...右手（めて）に取ったるは尺八に一節（ひとふし）短い一節切（ひとよぎり）の竹……... 右手に取ったるは尺八に一節短い一節切の竹……の読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...旅から旅の一節切（ひとよぎり）... 旅から旅の一節切の読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...その一節切（ひとよぎり）の竹の音は... その一節切の竹の音はの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...「この辺じゃないかしら？　……こんな時に昨夜（ゆうべ）の一節切（ひとよぎり）が聞こえてくればいいけれど」と... 「この辺じゃないかしら？　……こんな時に昨夜の一節切が聞こえてくればいいけれど」との読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...一節切（ひとよぎり）の主（ぬし）である... 一節切の主であるの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...一節切（ひとよぎり）を吹いておいでになったお方ではありませんか」いぶかしげに... 一節切を吹いておいでになったお方ではありませんか」いぶかしげにの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...この上哀れッぽい一節切（ひとよぎり）を聞いた日には... この上哀れッぽい一節切を聞いた日にはの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...一節切（ひとよぎり）の音が流れた……... 一節切の音が流れた……の読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...一節切は遠音（とおね）がいい... 一節切は遠音がいいの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...それと同じような一節切（ひとよぎり）の竹と天蓋（てんがい）... それと同じような一節切の竹と天蓋の読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...ちょうどもちの木坂の下あたりから喨々（りょうりょう）と夜を澄ましてくる一節切（ひとよぎり）の音（ね）のあることが分った... ちょうどもちの木坂の下あたりから喨々と夜を澄ましてくる一節切の音のあることが分ったの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...麓（ふもと）のほうからくる一節切（ひとよぎり）の音が途切れていた... 麓のほうからくる一節切の音が途切れていたの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...知らず知らずにも一節切（ひとよぎり）の一曲をその霊に手（た）むけさせる... 知らず知らずにも一節切の一曲をその霊に手むけさせるの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...「――一節切（ひとよぎり）の」と... 「――一節切の」との読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...思いがけない一節切（ひとよぎり）の音が流れてくるとともに... 思いがけない一節切の音が流れてくるとともにの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...一節切（ひとよぎり）の竹を... 一節切の竹をの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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