...世界の二大戦役を終って一躍して一等国の仲間入りした日本としては文人の位置は猶お余りに憐れで無かろう乎...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...とても一等国らしいところはなく...
海野十三 「『火星兵団』の作者の言葉」
...傲慢にも一等国になった...
大隈重信 「平和事業の将来」
...他の一等国のごとくに...
丘浅次郎 「教育と迷信」
...わが国のごときアジアの片隅にあって他の一等国と遠く離れているところでは...
丘浅次郎 「教育と迷信」
...年々非常な速力で理科知識応用の進みつつある他の一等国にまけぬように競争してゆくことが果たしてできるであろうか...
丘浅次郎 「教育と迷信」
...一等国としてはまことに情ない次第である...
丘浅次郎 「民族の発展と理科」
...これと同じく真の一等国なるものは戦争に強いのみならず...
丘浅次郎 「民族の発展と理科」
...一等国と名乗るようになってからは先方でも用心して秘するゆえ...
丘浅次郎 「民族の発展と理科」
...是非とも競争の相手なる他の一等国に比較し...
丘浅次郎 「民族の発展と理科」
...アメリカの一等国にはいちじるしい発明がたくさんある...
丘浅次郎 「民族の発展と理科」
...発明家と芸術家とを虐待している一等国というのは...
直木三十五 「大阪を歩く」
...一等国であったのは...
中井正一 「図書館協会六十周年に寄せて」
...一等国だけの間口を張っちまった...
夏目漱石 「それから」
...いわんや文化では何一つ一等国の仲間入りをしていない...
三浦環 「お蝶夫人」
...勝ったおかげで一等国になれる...
宮本百合子 「菊人形」
...場所もあらうに巴里(パリイ)の真中(まんなか)へ東洋の一等国を代表して斯(か)様な非美術的装飾を見せびらかすのは国辱も甚だしい...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...そして最近数年の間に其(その)文明国民たる知識に由(よ)つて一等国の中に重大な一地位を贏(か)ち得た国民の住まつて居る其(その)国に一度遊びたいと云ふ事が私の希望であつたのです...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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