...彼は一点張りで、自分の意見を譲らない...
...交渉の末に、彼が一点張りすることで納得させることができた...
...一点張りすることで、彼女との関係が壊れてしまった...
...一点張りの姿勢で問題を解決することは困難だ...
...一点張りしなければ、自分の主張が通らないこともある...
...古来の抜きがたい習慣を無視してその法律一点張りの...
犬田卯 「荒蕪地」
...ほとんど歌舞伎の一点張りで...
大下宇陀児 「乱歩分析」
...お山に登るのッ」の一点張りだ...
田中英光 「箱根の山」
...しつこくその一点に向かって一直線に驀進(ばくしん)するといった頑固一点張りの人間であった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...私の厳格一点張りの鍛え教育だったのだ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...ここで思いがけない写生一点張りの画論を聞いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...世間は兇暴一点張りの男とのみ見る奴が多いが...
中里介山 「大菩薩峠」
...どんな動物を見ても要するにこれは牛かい馬かい牛馬一点張りですべて四つ足を品隲(ひんしつ)されては大分無理ができる...
夏目漱石 「中味と形式」
...さすが物に動じない頑固一点張りの相手も...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...たゞすまん/\あやまるの一点張り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...スフの一点張りで...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...そんな洋服一点張りで...
牧野信一 「小川の流れ」
...伊勢崎は同じ銘仙一点張りで進んでいますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...愚にも付かん理屈一点張りで行こうとしたり...
夢野久作 「二重心臓」
...人間万事を実用一点張りで解釈して行こうとする人は先(ま)ず……「鼻というものは元来不必要なものである...
夢野久作 「鼻の表現」
...なかなか武力と正義の信条一点張りで...
吉川英治 「三国志」
...必勝の戦機を見さだめれば決して保守一点張りの怯将(きょうしょう)でないことはこれを見てもあきらかである...
吉川英治 「三国志」
...「渡せぬといったら渡せん!」の一点張りで...
吉川英治 「新・水滸伝」
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