例文・使い方一覧でみる「一文無し」の意味
スポンサーリンク...一文無しで正月を迎えねばならない... 
高見順 「如何なる星の下に」
...一文無しのその日暮しだつたら...
太宰治 「お伽草紙」
...一文無しのその日暮しだつたら...
太宰治 「お伽草紙」
...いまは一文無しとも知らず安心してここに金銀をあずける者が多く...
太宰治 「新釈諸国噺」
...即刻一文無しで黙って出発しなければならない...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...一文無しの如来様が白無垢を着たなりで...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...お小遣が一文無し...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...全然一文無しの身の上から...
浜尾四郎 「死者の権利」
...「その若い者が貴方のために薪を送ってきますので、彼に上に持ってこさせます」「いいね！ しかし、薪代の支払いはどうなるんです？ だって、私は一文無しだ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...一文無しなんですよ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...雨の中に一文無しで叩き出す...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...一文無しだ」「ここで何してるんだ？」浮浪者が大いばりで言った...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...一文無しになってしまってフラフラ深夜の夷橋の上へ並び立ったとき...
正岡容 「寄席」
...秋風ぞ吹く一一文無しで大阪へ帰ってきてすぐその晩からどこかの寄席へもぐり込めるものと高をくくっていた二人にとって大当て外れの事件が起こっていたのだった...
正岡容 「寄席」
...綺麗さっぱりと嚢中を費いはたして一文無しになった時に...
正宗白鳥 「軽井沢にて」
...二人ともすってんてンの一文無しじゃ...
山中貞雄 「森の石松」
...やはり湊屋仁三郎が一文無し時代の事...
夢野久作 「近世快人伝」
...さような事になれば一文無しのこっちの方が...
夢野久作 「名娼満月」
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