...少しも一定して居るものでない...
伊藤左千夫 「家庭小言」
...議論が一定しておらぬ...
井上円了 「おばけの正体」
...縮図帖に用うる紙は一定していないが...
上村松園 「縮図帖」
...パンの価格を一定して...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...これも教はつた通り一定してゐるので...
高濱虚子 「續俳諧師」
...その矢の方向は一定して變らなかつた...
高濱虚子 「二百二十日」
...高い頬骨と短い四肢――地位と職業もほとんど一定している...
谷譲次 「踊る地平線」
...ナニイのブリッジの相手はこの希臘(ギリシャ)人に一定していた...
谷譲次 「踊る地平線」
...従って歴史の資料が一定していない...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...この言葉が専門家達の術語として一定していないということを云おうと欲したのではない...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...起床の時間が一定してることだった...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...厳として一定しているが...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...其の術語は誰れでも一定して居るのではありませぬ...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...又季札の話は孔子が詩の編次を一定して後に作られぬものでもないことを注意しなければならぬ...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...決して未だ一定してはいない...
新渡戸稲造 「東西相触れて」
...尺度そのものは一定しているからです...
三好十郎 「恐怖の季節」
...平常は漁場によって漁獲物の種類が大体一定しているが...
武者金吉 「地震なまず」
...それは一定していない...
柳田国男 「年中行事覚書」
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