例文・使い方一覧でみる「一太刀」の意味
スポンサーリンク...もう一太刀で勝てるはずだったのに、手前味噌だ... 
...相手の攻撃を一太刀で返し、見事勝利を収めた...
...彼女は一太刀の切れ味で野球部のエースピッチャーを倒した...
...一太刀の斬撃で敵を倒すというのは、実際には非常に難しい技術だ...
...一太刀の技にハマった彼は、これ以上武器を変える必要がないと思った...
...また一太刀（ひとたち）...
芥川龍之介 「偸盗」
...信義の一太刀（ひとたち）覚えたか...
太宰治 「新釈諸国噺」
...百城を一太刀でも斬って...
直木三十五 「南国太平記」
...いざ一太刀の御教導を願う」「心得たり...
中里介山 「大菩薩峠」
...これが貴様の当然受くべき運命だ！」勢い込んだ一太刀が...
中里介山 「大菩薩峠」
...手前がもう一太刀追っかけて来ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...一太刀斬られて腕を打ち落され...
中里介山 「大菩薩峠」
...刑吏がこれに一太刀斬りつけると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...俺が踏（ふ）ん込（ご）んで一太刀よ...
吉川英治 「剣難女難」
...彼はまだ一太刀の刃交（はま）ぜもせぬうちに...
吉川英治 「剣難女難」
...投げ槍小六の横鬢へさッと一太刀...
吉川英治 「剣難女難」
...日の出るたびに、傍（かたわ）らの大杉の幹へ、一太刀、刀痕を入れた...
吉川英治 「剣の四君子」
...ただ一太刀にと思ったが...
吉川英治 「三国志」
...せめて一太刀でも...
吉川英治 「神州天馬侠」
...残念だッ」穴山梅雪（あなやまばいせつ）は眉間（みけん）を一太刀（ひとたち）割られているうえに...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「一太刀でも打ち込まずにおこうか...
吉川英治 「宮本武蔵」
...みすみす敵（かたき）へ一太刀つけながら……...
吉川英治 「宮本武蔵」
...誰のゆるしを受けてこの門内へ、踏み込もうと召されるか』『ただ今、この内へ、傷負の浪人が逃げ込んだ筈――討たでは措かれぬ憎ッくい曲者（しれもの）、お渡しください』頬に古い大傷のある男が喚くと、それに続いて、他の侍たちも、『年来尾（つ）け狙っていたところ、漸く、時節が参って、この中津の御城下へ立ち入ったことを知り、唯今、笠懸（かさか）け松の辻で見つけ、一太刀浴びせて、取り逃がした者でござる』『どうか、その曲者を、突き出していただきたい』『吾々の手に、お渡しください』『それがお手数とあれば、われわれが勝手に引っ捕えます故、暫時（ざんじ）、お住居の中を捜（さが）す事、御用捨にあずかりたい』と、口々に云う声も、殺気立っていた...
吉川英治 「夕顔の門」
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