...リズミカルな響をあげて...
海野十三 「空襲葬送曲」
...微かなリズミカルな音がしているね』と...
海野十三 「街の探偵」
...ほとんどリズミカルに...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...芝居の台詞(せりふ)みたいな一種リズミカルな口調でもって...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...ゆっくりと一定の円周線上をリズミカルの歩調で...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...俊太郎は、仰向きになったまま、暫くじっとしていたが、いつも、ロボットを置いてある、扉の所から、ベッドまでの距離を、頭の中で計りながら、(ベッドに、重量が加わると同時に、ロボットが、自動運動を始めて、ベッドの方へ来る装置――ベッドの下のバネが――そうだ、バネが、リズミカルに、動く――その、ある度数を経た時に、ロボットが、行動を起す――それがいい...
直木三十五 「ロボットとベッドの重量」
...我我の詩から「拍節的(リズミカル)な美」を味ふことができないだらうけれども「旋律的(メロヂカル)な美」を享樂することができる...
萩原朔太郎 「青猫」
...拍節的(リズミカル)の者であるよりは...
萩原朔太郎 「青猫」
...拍節の正しいリズミカルの美を求める...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...真にリズミカルに堂々と行軍する...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...一切のリズミカルな音律に反感して...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...リズミカルにクルクル回っている...
久生十蘭 「あなたも私も」
...クルクルとリズミカルに回って...
久生十蘭 「あなたも私も」
...その下の広い鋪道を四列縦隊になった水兵さんがリズミカルな靴音をたてながら撤退している...
久生十蘭 「だいこん」
...かえり道に歩きながら、その眼で私をみて下さい、とリズミカルに、うたのように思いながら勢よく軽く歩きました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それにしても生活というものは何とリズミカルで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...リズミカルであるか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...まことにリズミカルで柔かい...
横光利一 「夜の靴」
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