...今年度は「指」と云ふハンデイキヤツプの為に...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...新しく登山具類を買った人は大きなハンディキャップを持っている...
石川欣一 「山を思う」
...白髪頭と赫顔とが好ましからぬハンディキャップであった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...王冠擁護の告発官にとっての痛事(ハンデキャップ)であった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...吾々は三百年間のハンデキヤツプを持つて西洋と並んで立上つた...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...病躯の文章とそのハンデキャップに就いて確かに私は...
太宰治 「もの思う葦」
...ハンディキャップの数で等級別に並べてあるそうだが...
寺田寅彦 「ゴルフ随行記」
...……………………………小學の六年を省いた『ハンデキヤップ』を物ともせずに...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...ハンデイキヤップの附け方なので...
徳田秋聲 「霧ヶ峰から鷲ヶ峰へ」
...各作品の間に或るハンディキャップを付して評価することである...
豊島与志雄 「月評をして」
...しかも東洋というハンディキャップを入れての話であるから...
中谷宇吉郎 「ケリイさんのこと」
...追跡者の側のわずかなハンディになっている...
久生十蘭 「地底獣国」
...無名の作家とハンディキャップなしの競争をしなければならなくなっては...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...コプリとフォスタはロングヒル・ハンディキャップ杯で大金を稼いだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...どんな種類のハンディキャップも存在しない文芸の競技場へ引っぱり出して来るだけの無慈悲さを持つという事は...
三好十郎 「恐怖の季節」
...きょうの最興味である特別のハンデキャップ競走が内外人の人気を煽(あお)って...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...最終のハンデキャップ競走が終ると共に...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...それでさえもなお一方には大きいハンディキャップがある...
和辻哲郎 「鎖国」
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