...しかし其処に独特のシャルム――たとえば精神的カメレオンに対するシャルムの存することも事実である...
芥川龍之介 「格さんと食慾」
...女優のように華手(はで)なシャルムーズを着た女が坐っていた...
池谷信三郎 「橋」
...新調のシャルムウズの羽織などを着込んだ葉子が一番奥の座席で...
徳田秋声 「仮装人物」
...松屋呉服店あたりで販売するとか聞いているシャルムーズの羽織一枚で殆前後を忘れるまでに狼狽した...
永井荷風 「申訳」
...シャルムウズの袖をまくり...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...なんという魅わしさ(シャルム)でしょう...
久生十蘭 「葡萄蔓の束」
...彼にはあらゆる探偵小説のシャルム〔魅力〕があると思いますが...
平林初之輔 「愛読作家についての断片」
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