...オリジナリティのない事またそれを尊重しない事を誹(そし)ったりしているが...
寺田寅彦 「断片(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...しかしオリジナリティを尊ばない国民性のようなものが上の話の中に表われているのは不思議である...
寺田寅彦 「マルコポロから」
...なんというオリジナリティのない不健全な出版界だろう...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...そういうふうの一種のオリジナリティもない事はなかった...
寺田寅彦 「亮の追憶」
...そういう社会には折角だが人間の何のオリジナリティーもなくなるらしい...
戸坂潤 「技術の哲学」
...こういう思想家によるオリジナリティーというものは...
戸坂潤 「技術の哲学」
...個人の個性ということがオリジナリティーだというわけである...
戸坂潤 「技術の哲学」
...オリジナリティーを創造という概念で説明する場合がある...
戸坂潤 「技術の哲学」
...推理・予想・及び科学的なファンタジー(所謂オリジナリティーはここに基く)さえの...
戸坂潤 「現代科学教育論」
...作家のオリジナリティーだけの数の...
戸坂潤 「思想としての文学」
...が博士のオリジナリティーは之に基いて風土という一種の武器を造り出したことの内に横たわる...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...資料のオリジナリティーの如何という...
戸坂潤 「読書法」
...ここに科学主義工業提唱者のオリジナリティーかイニシャティヴがあるのであるが...
戸坂潤 「読書法」
...オリジナリティがあって始めてある意味が出てくるんだね...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...彼自身のオリジナリティの上に厳として立ったのである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ミウラ・タマキでなければ出来ないオリジナリティを発揮するように必死に勉強しさえすれば...
三浦環 「お蝶夫人」
...どうぞあなたの『お蝶夫人』はオリジナリティを失わぬようにして下さい...
三浦環 「お蝶夫人」
...歌手といわず演奏家はみんなオリジナリティが必要で...
三浦環 「お蝶夫人」
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