例文・使い方一覧でみる「わが身」の意味


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...わが身から進んでそないに力んだかて阿房らしいやないか? て』冷かしてやったんけど大した意気込みで不平を云うとって...   わが身から進んでそないに力んだかて阿房らしいやないか? て』冷かしてやったんけど大した意気込みで不平を云うとっての読み方
岩野泡鳴 「戦話」

...この蒼白(あをじろ)い苦患(くげん)に取巻(とりま)かれてゐるわが身(み)は...   この蒼白い苦患に取巻かれてゐるわが身はの読み方
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「癩病やみの話」

...わが身のみならず家族を犠牲にしても反逆の志を生かそうとした...   わが身のみならず家族を犠牲にしても反逆の志を生かそうとしたの読み方
高見順 「いやな感じ」

...廻転ドアにわれとわが身を音たかく叩(たた)きつけ...   廻転ドアにわれとわが身を音たかく叩きつけの読み方
太宰治 「虚構の春」

...一朝、生活にことやぶれ、万事窮したる揚句(あげく)の果には、耳をつんざく音と共に、わが身は、酒井真人と同じく、「文芸放談」...   一朝、生活にことやぶれ、万事窮したる揚句の果には、耳をつんざく音と共に、わが身は、酒井真人と同じく、「文芸放談」の読み方
太宰治 「もの思う葦」

...われとわが身に掛けているのであった...   われとわが身に掛けているのであったの読み方
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」

...その夕(ゆうべ)中入(なかいり)も早や過ぎし頃ふとわれは聴衆の中にわが身と同じく黄いろき顔したる人あるを見しが...   その夕中入も早や過ぎし頃ふとわれは聴衆の中にわが身と同じく黄いろき顔したる人あるを見しがの読み方
永井荷風 「書かでもの記」

...蔵書の間にまぎれ込んだ旧廬の落葉は今のわが身には寧ろ古書よりもなつかしいものとなった...   蔵書の間にまぎれ込んだ旧廬の落葉は今のわが身には寧ろ古書よりもなつかしいものとなったの読み方
永井荷風 「写況雑記」

...いくら羨(うらや)んでも到底(たうてい)及びもつかないわが身の上を悲しんだ...   いくら羨んでも到底及びもつかないわが身の上を悲しんだの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...やがてわが身はおひ立ちて恋路の闇の二人づれ末とげたさの念願を籠めて御堂にいのりしも風露一朝の夢なりき...   やがてわが身はおひ立ちて恋路の闇の二人づれ末とげたさの念願を籠めて御堂にいのりしも風露一朝の夢なりきの読み方
永井壮吉 「偏奇館吟草」

...わが身は山科の光仙林にしばらく杖をとどめていたが...   わが身は山科の光仙林にしばらく杖をとどめていたがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...わが身の科(とが)がおそろしいというように――「こうしたことになると知りましたら...   わが身の科がおそろしいというように――「こうしたことになると知りましたらの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...里の名をわが身に知れば山城の宇治のわたりぞいとど住みうきと書いていた...   里の名をわが身に知れば山城の宇治のわたりぞいとど住みうきと書いていたの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...いうまでもなくわが身を痛めた者への...   いうまでもなくわが身を痛めた者へのの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...わが身に添ひたる...   わが身に添ひたるの読み方
夢野久作 「白くれない」

...つねのわが身に返るかと意識された途中で...   つねのわが身に返るかと意識された途中での読み方
吉川英治 「私本太平記」

...鎌倉さいごの日――彼女の仕えていた二位どの御所は、女御所なので、あの炎に会った泣き叫びも、ひと通りでなく、わけて二位どのには、高時との仲に生(な)した当年九ツと七ツになる二人の和子があったので、わが身もなく、兄の万寿(まんじゅ)を、五大院宗繁にあずけて先へ逃がし、弟の亀寿(かめじゅ)は、諏訪(すわ)三郎盛高が、これを負って、遠くへ落ちた...   鎌倉さいごの日――彼女の仕えていた二位どの御所は、女御所なので、あの炎に会った泣き叫びも、ひと通りでなく、わけて二位どのには、高時との仲に生した当年九ツと七ツになる二人の和子があったので、わが身もなく、兄の万寿を、五大院宗繁にあずけて先へ逃がし、弟の亀寿は、諏訪三郎盛高が、これを負って、遠くへ落ちたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...三なるほど――そう知ってから、道をゆく人々の口から洩れる言葉に耳をとめていると、「えらい人出じゃの」「何せい、お上人様のおすがたは、この春から、初めて拝むのじゃ、冬ごろから、久しく、お病気であったからの」「もう、すっかり、お健康(すこや)かになったかの」「さ……お年がお年じゃで、すっかりとはゆくまいが」「衆生(しゅじょう)のためには、わが身もない、病気もいとわぬと、こういう意気の法然(ほうねん)様じゃによって、押して、お出ましになるのじゃろう」「この暑さに――」「もったいないことよ」「でもきょうの専修念仏に、このように、多くの人が、お上人様の徳を慕うて集まるのを御覧(ごろう)じたら、さだめし、ご本望じゃあるまいか」「そねむのは、叡山(えいざん)の衆や、南都の坊さまたちじゃ」「これ……...   三なるほど――そう知ってから、道をゆく人々の口から洩れる言葉に耳をとめていると、「えらい人出じゃの」「何せい、お上人様のおすがたは、この春から、初めて拝むのじゃ、冬ごろから、久しく、お病気であったからの」「もう、すっかり、お健康かになったかの」「さ……お年がお年じゃで、すっかりとはゆくまいが」「衆生のためには、わが身もない、病気もいとわぬと、こういう意気の法然様じゃによって、押して、お出ましになるのじゃろう」「この暑さに――」「もったいないことよ」「でもきょうの専修念仏に、このように、多くの人が、お上人様の徳を慕うて集まるのを御覧じたら、さだめし、ご本望じゃあるまいか」「そねむのは、叡山の衆や、南都の坊さまたちじゃ」「これ……の読み方
吉川英治 「親鸞」

「わが身」の読みかた

「わが身」の書き方・書き順

いろんなフォントで「わが身」


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盗用   構成し直す   薬猟  

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