...荒次郎(あらじろう)義光(よしみつ)と申(もう)す者(もの)の妻(つま)だったものにございます...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...ふと よしみつ公(こう)の ほうを むいて...
五十公野清一 「一休さん」
...よしみつ公(こう)は...
五十公野清一 「一休さん」
...早晩(いつか)は款(よしみ)を通ぜんとこそ思へ...
巌谷小波 「こがね丸」
...間(ま)もなく都新聞(みやこしんぶん)の吉見氏(よしみし)...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...朋輩の誼(よしみ)で幾らか立て替へて貰へるものと思つて...
薄田泣菫 「茶話」
...どうか今まで夫婦となっていたよしみに...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...兵部大輔もさすがに昔のよしみを忘れず...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...隣同士のよしみによって毎日のようにカラマゾフ家の台所へ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...誼(よしみ)はあっても更に怨みというもののない拙者を討とうとするのも...
中里介山 「大菩薩峠」
...昔の誼(よしみ)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十手の誼(よしみ)がないと世間から言はれるだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...女のよしみだけですることなのよ...
久生十蘭 「キャラコさん」
...昔のよしみに免じてさ! 利息はもう少し上げてもいいだ...
三好十郎 「地熱」
...同業者の好誼(よしみ)というものがありますからね」「成る程...
夢野久作 「少女地獄」
...親しく今日の誼(よしみ)をまた温めましょう...
吉川英治 「三国志」
...日ごろのよしみを思うて...
吉川英治 「私本太平記」
...日ごろの誼(よしみ)を捨てがたく...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??