例文・使い方一覧でみる「やる瀬ない」の意味


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...妙にやる瀬ないさびしい気分になっていた...   妙にやる瀬ないさびしい気分になっていたの読み方
有島武郎 「或る女」

...そのくせその態度は反対にますますたよりなげなやる瀬ないものになっていた...   そのくせその態度は反対にますますたよりなげなやる瀬ないものになっていたの読み方
有島武郎 「或る女」

...木村のやる瀬ない心の中が急に葉子に逼(せま)って来た...   木村のやる瀬ない心の中が急に葉子に逼って来たの読み方
有島武郎 「或る女」

...やる瀬ない悲哀がどっとこみ上げて来た...   やる瀬ない悲哀がどっとこみ上げて来たの読み方
有島武郎 「或る女」

...やる瀬ない恨みと憤りが目もくらむほどに頭の中を攪(か)き乱した...   やる瀬ない恨みと憤りが目もくらむほどに頭の中を攪き乱したの読み方
有島武郎 「或る女」

...やる瀬ない悲しさを訴えはじめるのでした...   やる瀬ない悲しさを訴えはじめるのでしたの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「蛇性の執念」

...悲しいといっても、その悲しいのは、やる瀬ない、たよりのない、息苦しい悲しみ、悶(もだ)えの心ではなく、身心そのままを、限りなき広い世界へうつされて行くような、甘い、楽しい、やわらかな色を包むの悲しみであります...   悲しいといっても、その悲しいのは、やる瀬ない、たよりのない、息苦しい悲しみ、悶えの心ではなく、身心そのままを、限りなき広い世界へうつされて行くような、甘い、楽しい、やわらかな色を包むの悲しみでありますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ほんとにやる瀬ない...   ほんとにやる瀬ないの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...やる瀬ない思を嘆き訴へたのではなからうかと...   やる瀬ない思を嘆き訴へたのではなからうかとの読み方
長谷川時雨 「水色情緒」

...やる瀬ない事情なもんだから...   やる瀬ない事情なもんだからの読み方
久生十蘭 「あなたも私も」

...やる瀬ない境に引き込んでゆくのであった...   やる瀬ない境に引き込んでゆくのであったの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...その時にもまさってやる瀬ないように思われた...   その時にもまさってやる瀬ないように思われたの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...また一方のやる瀬ない人の世の寂しさも紛らしておいでになったのである...   また一方のやる瀬ない人の世の寂しさも紛らしておいでになったのであるの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...この半蔵は日頃からやる瀬ない思いを焦(こが)していたのでござる...   この半蔵は日頃からやる瀬ない思いを焦していたのでござるの読み方
吉川英治 「死んだ千鳥」

...やる瀬ないものじゃないか」「待ってくれ...   やる瀬ないものじゃないか」「待ってくれの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「やる瀬ない」の読みかた

「やる瀬ない」の書き方・書き順

いろんなフォントで「やる瀬ない」


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