例文・使い方一覧でみる「やる気」の意味
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上田広 「指導物語」
...俺と一緒に大仕事をやる気はないか」「阿片（アヘン）の密培地へもぐりこんだのか？」「奥地へはあぶなくて行かれなかった」ひらりと体をかわすように砂馬は話を変えて...
高見順 「いやな感じ」
...だから、この世相風俗の観察も、矢張倦まず、撓（たゆ）まず、一生やる気で、努力するより他に仕方がない...
田山録弥 「小説新論」
...すでに喜んで迎えてやる気になったのである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...つい冗談（じょうだん）を言ってやる気になりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...だれでもやる気になるんだよ」「その代り一日待っていても...
夏目漱石 「三四郎」
...僕もやる気だ、いっしょにやろう...
夏目漱石 「野分」
...彼女は小林のために想像の翼（つばさ）さえ伸ばしてやる気にならなかった...
夏目漱石 「明暗」
...たいていの事ならやる気になる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...女房のお倉に半襟（はんえり）一と掛買ってやる気さえ失ってしまったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いつ敵に廻るかわからないような人間のところへたった一人の娘をやる気はない...
久生十蘭 「ハムレット」
...どうでも尻尾をおさえて窘（いじ）めてやる気になった...
久生十蘭 「魔都」
...貴方が本統にやる気がないのなら...
平出修 「瘢痕」
...まったくやる気喪失...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...「てめえ本当にやる気なのか」「よしたほうがいい」と去定が云った...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...差配が止めるだけで大丈夫なのかなあ」「角さんがやる気になればだめらしいね」と母は云った...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...栄二のすることを暫く見ていたらしく、そっと近づいて来ると、それでやる気か、と問いかけた...
山本周五郎 「さぶ」
...つい復讐（しかえし）をしてやる気になったんです...
吉川英治 「親鸞」
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